若松ボートの「サッポロビールカップ」は24日に優勝戦が行われた。1号艇の興津藍(39歳=徳島)がインからコンマ11のスタート。2コースの今村暢孝がコンマ05まで踏み込んできたが、興津が1マーク先マイを決めて押し切った。これで7月から4場所連続での優勝となった。
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進入は123/456。
スリットでは2コースの今村がコンマ05からのぞいてきたが、インの興津も伸び返す。エンジンパワーは最高に引き出していた。
1マークを渾身のインモンキーで興津が先制。マクらせない、差させない。バック直線で単独先頭。2マークもスピードターンを決め、そのままリードを守って1着ゴール。今節予選トップで主役をはってきた男が、最後もきっちりと白星で締めくくった。7戦5勝。
「足は良かったです。緊張しました」
ピットに戻ってくると、安堵の表情を浮かべた。
7月中旬の唐津から、下関、鳴門と続いて、これで4場所連続での優勝を達成。止まらない快進撃。
今期(5月1日〜8月23日)の勝率は、8.16のハイペース。2連対率66.7%、3連対率83.9%。今節3日目に4着があったものの、それまでに38走連続で3連対と、舟券信頼度も抜群だ。
注目の次走は地元戦。鳴門のGIII(9月4日初日)だ。狙うは5連続Vの偉業ーー。猛暑もなんのその、興津が颯爽と駆け抜ける。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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