若松ボートの「GIIIシャボン玉石けん杯」は23日に優勝戦が行われた。1号艇の春園功太(32歳=三重)が、3号艇の渡邉和将のマクリを受け止めてイン逃げ1着。4年4ヶ月ぶり、通算では5回目となる優勝を飾った。
===
インからコンマ11トップタイミングだった春園。「放りました」というスタートだったが、そのまま1マークを先制。マクってくる渡邉をインモンキーで迎撃して退け、バックストレッチで単独先頭、あとはVロードを駆け抜けた。
「プロペラ調整失敗して、仕上がりは良くなかったですけど、逃げることができて嬉しいです。若松はすごく好きな水面です。」
予選トップでシリーズを牽引。前夜の準優の足は優勝戦では感じなかったらしいが、GI初優出した実績ある若松で気合いの逃走で優勝を掴み取った。
これが4年4ヶ月ぶりと待望の美酒。ベスト6入りは多くある。なかなかあと1つを勝ちきれなかったが、水の合う若松で、重かった優勝への扉をこじ開けてみせた。これで気持ちも上げて、次走は丸亀へ向かう。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 4796 | 春園 功太 | 1'51"4 | 逃げ |
2 | 6 | 4150 | 山田 雄太 | 1'52"8 | |
3 | 3 | 4537 | 渡邉 和将 | 1'53"5 | |
4 | 4 | 4136 | 江夏 満 | 1'53"7 | |
5 | 2 | 4503 | 上野 真之介 | ||
6 | 5 | 4364 | 池永 太 |
枠 | スリット | ST |
---|---|---|
1 | .11 | |
2 | .18 | |
3 | .14 | |
4 | .14 | |
5 | .12 | |
6 | .13 |