若松ボートの「東龍軒カップ」は12日に優勝戦が行われた。予選トップで勝ち上がってきた1号艇の菅 章哉(35歳=徳島)がイン逃げを決めて今年初優勝を飾った。若松では2018年以来2回目。
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インからコンマ08の好スタートだった菅。ただ、壁が無い中ヘコみのスリット隊形。4コースからはコンマ01電撃Sの中亮太の姿が見えたが、菅が伸び返して1マークを先マイ。主導権は渡さなかった。中の気迫はヒヤリとしたものの、無事逃走を決めた。
優勝戦展示タイムは6.69で断トツ。イン仕様に調整しても伸び足は落ちなかったという。相棒56号機モーターは心強かった。終わってみれば8戦6勝の白星量産、オール3連対。代名詞のマクリも決めるし、イン戦は3戦全勝。隙のない走りで、他を圧倒した。
「足は仕上がっていました。若松は水面際のお客さんの雰囲気が好きです。月に一回ペースで若松を走りたいくらい(笑)」。新年に美酒を味わい、ご機嫌に帰路へとついていた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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