若松ボートの「中間市行橋市競艇組合施行54周年記念競走」は8日に優勝戦が行われた。人気を集めた1号艇の羽野直也(28歳=福岡)がイン速攻を決めて快勝。今年3回目となる優勝を飾った。8月のお盆特選競走で再び当地に出走予定。
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前節の優勝戦も雨だったが、今節の優勝戦もまた雨だった。どんよりとした雨雲が空を覆っていたが、そんな中でも、白い勝負服に身を包んだ羽野は颯爽と逃げきった。
インからトップスタート。「質は悪かった」というが、さすがのスタートで1周1マークを先マイ。他艇に影を踏ませずのイン速攻。きっちりと1番人気に応えた。
前検日には「出足はゼロ」というコメントが出ていたが、連日調整を続けて納得の域までもってきた。シリーズ序盤は溝口海義也や山田丈という羽野よりも若い選手の活躍もあったものの、終わってみれば格上の羽野が予選首位で優勝戦1号艇をゲット。安定感抜群オール3連対。さすがだった。
今年は4月芦屋に続いて3回目のV。
「嬉しいです。舟足は今日が一番良かったです。また地元を走る時は頑張りますので応援お願いします」
次走はSGオーシャンカップ。8月のお盆戦は再び若松に出場予定となっている。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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