地元強豪選手らが多数参戦で連日熱戦を繰り広げた若松ボートの「スポーツニッポン杯GW特選競走」は4日に優勝戦が行われた。1号艇の篠崎元志(35歳=福岡)がイン先マイを決めて1着。今年2回目、通算では46回目の優勝を飾った。5月25日からのSGオールスターで再び当地に参戦する。
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進入は123/654。
インから発進の篠崎。スリットはほぼ横一戦。
1周1マーク。3コースから握ってくる高倉和士のマクリも、2コースの山一鉄也の差しも許さない豪快なインモンキーを決めた。
バック直線で単独先頭。そのままトップを守り、逃げ切った。
苦しい中での戦いだった。「足の裏付けなく、コンディションは最悪でした。厳しいと思っていた。ホッとしています」。胸の内を語り、安堵の表情を浮かべた。
「鍵だった」というスタートはコンマ14、トップタイのタイミング。「結構良いスタートいけた」。課題だったスタートをクリア。勝利を掴み取った。
弾みになった。今月末には若松で開催のSGオールスターで再び戻ってくる。「オールスターではもっといいエンジン引いて活躍できるよう頑張りたい」。そう意気込みを語って、帰路についた。
オールスターは、25日に開幕する。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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