若松ボートの「第39回日本モーターボート選手会会長杯」は29日に優勝戦が行われた。5コースからコンマ11のトップスタートを切った5号艇の村松修二(31歳=広島)が、豪快なマクリを決めて快勝。今年初優勝を飾った。若松は昨秋に続いて2節連続優勝。
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前回の若松(昨年10月)は、2コースからの直マクリでインに座る白井英治をKOした男が、今回も再び豪快な一発で内艇を沈めた。
進入は123/456。
5コースからコンマ11のトップスタートを切った5号艇の村松。1、2コースの地元両者はコンマ21と後手。村松に迷いはなかった。1マーク思い切り握る。スピード全開、マクリ強襲。インの池永を破って先頭に躍り出た。2マークを先頭で回って勝負アリ。31歳は今夜も若松水面で鮮烈な一撃を決めてヒーローとなった。
「1マークは舟が返ってきました。今節は羽野選手の優勝モーターでアドバンテージがありましたね」
引いた43号機は、前節羽野直也の周年Vモーター。同期(114期)で見事連続Vをやってのけた。
弾みをつけて、次走は地元宮島GI周年。SGオールスター出場も決まった。腕まくりの一年。飛躍するのかもしれない。「(羽野選手と)同じ舞台で頑張りたいですね」と意気込んでいた。
なお、5月の「ギラヴァンツ北九州杯」で再び若松に出場予定となっていてこちらも要注目だ。
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(文:吉川)
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