ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

スポーツ報知杯年またぎ特選競走(令和5年1月2日)

大混戦制した里岡右貴 新年初笑い

里 岡  右 貴
4351 里 岡 右 貴(福岡)


 地元選手らが連日熱戦を繰り広げた若松ボートの「スポーツ報知杯年またぎ特選競走」は2日に優勝戦が行われた。4号艇の里岡右貴(36歳=福岡)が、柴田朋哉や岡村慶太との熾烈なトップ争いを制し、新年に幸先良く優勝を飾った。若松では嬉しい初優勝となった。

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 70年の若松。数々の熱戦があるが、またものすごい名勝負が生まれた。

 2023年最初の優勝戦は、手に汗握る大混戦となった。

 3カドに引っ張った強行派・水摩敦がマクり、大本命だったインの新開航が引き波に沈み、悲鳴と興奮の声があがった1周1マーク。この展開に、4コースの4号艇里岡、2コースの2号艇岡村、さらに大外から節一モーターの6号艇柴田も駆け上がってきて、目まぐるしい大乱戦に。

 仕掛けた水摩は、1周2マークで失速し脱落。そこからは里岡、岡村、柴田が三つ巴で首位争い。最終的には3周1マークを先マイした里岡が、差す柴田を引き離していって単独先頭に立ち、3周2マークをしっかり回り、勝負アリ。どよめきの中、ゴールラインに飛び込んだ。

 今年の若松正月戦は、2連単万舟、3連単は6万舟の大波乱決着となった。

 「1マークは失敗したけど、あとは冷静に回れました。最後まで気を抜かないよう走りました」と振り返った里岡。熱くなるレース展開だったが、このメンバーの中では一番経験のある96期、36歳の冷静さとしぶとさが、この大一番で光った。

 これが当地初V。「若松水面は苦手だったけど、いいイメージに変わりました」と声が弾んだ。「寳田亮治さんのおかげです。以前、若松の調整のアドバイスを貰いました」と、先輩に感謝していた。

 2023年の最初に、苦手水面イメージを払拭。最高の初笑いとなった。


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(文:吉川)

スポーツ報知杯年またぎ特選競走 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 4 4351 里岡 右貴 1'48"3 抜き
2 6 4942 柴田 朋哉 1'48"9
3 1 4932 新開 航 1'50"5
4 2 4545 岡村 慶太 1'50"8
5 3 4413 水摩 敦
6 5 5028 原田 才一郎
スリット ST
1 .11
2 .18
3 .07
4 .04
5 .06
6 .16

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