若松ボートの「山口シネマカップ」は11日に優勝戦が行われた。人気を集めた1号艇の白井英治(46歳=山口)が1マークを先マイ。差してきた2号艇の佐々木和伸に接近されたが、バックで振り切って今年5回目となる優勝を飾った。成績は7戦6勝、若松では6回目の優勝となった。
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進入は123/456。
スリット隊形はほぼ横並び。インの白井が主導権を握り、1マークを先マイ。ただ、2コース差しの佐々木が接近。捕まりそうになるも、なんとかバックストレッチで佐々木を抑え、2マークを先取り。ここでリードを広げて勝負アリ。今年5回目の優勝を掴み取った。「最終日は回転を上げるように調整したけどそれは失敗でした。ただ、行き足から伸びの部分は変わらずに良かったですよ。優勝出来て良かったです」と、レース後に安堵の表情を見せた。
ウィニングランは、花火が照らす中、水面際ギリギリにボートを寄せ、ゆっくりゆっくりとファンの声援に応えていた。好相性の当地はこれで6回目の優勝となった。
早くも今年5Vとし、次走は多摩川のGIII戦へ向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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