若松ボートの「アヤメカップ」は1日に優勝戦が行われ、5号艇の清水敦揮(41歳=岡山)が優勝を飾った。1周2マーク先マイする1号艇の北村征嗣に対して、清水は外から豪快なツケマイを決めて1着。2017年12月丸亀以来の久々の優勝となった。
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バック直線で5艇のトップ争い。
ちょうど真ん中の位置にいた1号艇の北村が早めに内艇を締めて、何としてでも先マイにいった。先マイにはいったが、2マークの旋回半径は十分ではなく、窮屈に回っていた。そんな北村に対して、外に構えていた5号艇の清水が全速ツケマイ強襲。この一発が見事に決まり、北村を沈めて首位奪取。一気に主役に躍り出た清水は、その後は追いすがる6号艇の原田篤志を振り切り先頭でゴール。強気な攻めが持ち味の男らしい豪快な走りで、乱戦を制した。
2着に原田、3着に北村。5-6-1。3連単は4万6千円台の高配当となった。
ピットに戻ってきた清水は、残っていた他の選手らに拍手で迎えられて笑顔が見られた。「全速で回れました。抜けた足ではなかったけどバランスは取れていました」と振り返った。
優勝は2017年12月丸亀以来、久々の美酒。「トレーニングをして、また頑張ります」と話し帰路へ。次戦は住之江へ向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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