若松ボートの「第40回日本モーターボート選手会会長杯」は15日に優勝戦が行われた。大きな注目を集めた1号艇の松井繁(52歳=大阪)が、インコースからコンマ11のスタートを決め、マクリも差しも寄せつけないイン逃げで他艇を完封。今年4回目の優勝を飾った。今節はパワフルなエースモーター7号機を引き当て白星を量産。9戦8勝3着1本の圧倒的な強さで優勝大本命の期待にしっかりと応えた。通算優勝はこれで140回目となった。
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前節の森永淳が「このエンジンはえぐい。20連勝した時よりも出ている」と絶賛していた7号機。Vこそ逃したものの、強力な伸び足を武器にマクリ連発で活躍した。
そのパワフルモーターを今節引いたのが、V本命・松井繁だった。
腕が違うのに、モーターパワーも他の選手より上をいく。鬼に金棒とはこれのことで、松井は連日白星を量産して圧倒した。8戦7勝。2日目後半から土つかずの白星街道を突き進み、優勝戦1号艇にどっしりと座った。「不安は全くない」とレース前に語っていたらしい。
ラストもインから他艇を寄せ付けない先マイを決めて完勝。断トツ1番人気の期待にきっちりと応え、通算140回目、今年は4回目の優勝を飾った。
次走は浜名湖一般へ出場予定。来月下旬には同じく浜名湖のSGメモリアルが控えている。
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(文:吉川)
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