若松ボートの「サンケイスポーツ杯」は24日に優勝戦が行われた。3号艇の平本真之(38歳=愛知)が、3コースから鋭いマクリ差しを決めて快勝。2021年のSGボートレースダービー以来、約1年4ヶ月ぶりの優勝を飾った。若松水面ではこれが初優勝。
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電光石火のマクリ差しで平本復活だ!
3コースから発進した平本はコンマ04の鋭いスタート。インの菊地孝平もコンマ05。1マークは菊地が先マイしたが、その懐に、平本が渾身のマクリ差し一閃。スピードも角度も強烈な旋回が鮮やかに突き刺さり、菊地を撃破。豪快に勝負を決めた。
優勝は2021年10月のダービー以来。これが約1年4ヶ月ぶり。実力者が昨年は苦しんだが、暗く長かったトンネルを今夜抜け出した。「やっと脱出することができました! すごく嬉しいです!」と、レース後は喜びの言葉を並べて、目は輝いていた。
「勝つにはマクリ差ししかなかったですし、1マークは完璧でした。若松は好きな水面です。これで吹っ切れた感じです! またグランプリを目指して頑張りたいです」
久々の美酒でリズムを上げて、次走はGI芦屋周年へ向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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