イン逃走 市橋卓士 8戦6勝V 「唐十杯」は17日に優勝戦が行われ、2日目から5連勝の圧巻の成績で勝ち上がってきた1号艇の市橋卓士(45歳=徳島)がイン逃げを決めて当地初優勝を飾った。道中で好モーターの廣瀬真也が急接近してきたが先頭を守りきった。今年の優勝は2回目、通算では60回目。================================ 進入は123/456。 スリットはほぼ横並びで、インの市橋が先マイし先頭へ。ただ、2番手から機力で勝る廣瀬が肉薄。まったく千切れずに、道中は逆転の気配すらあったが、格上の市橋が最後まで先頭は譲らなかった。2着に廣瀬、3着に金田諭が入り人気の決着となった。「危なかった。舟足は今節で一番良くなかったです。優勝できて良かったです。」 廣瀬の猛追で冷や汗を流した優勝戦ではあったものの、これで今節6勝目。2日目から負け知らずの圧巻6連勝でのフィニッシュとなった。初日12Rドリーム戦は3号艇で2着だったが、インの枝尾賢に烈火のマクリで襲いかかったあの時から存在感が光った。8戦全走でスタートはトップタイミング。通算優勝数を60回まで伸ばす男はさすがの強さだった。 記念などで来ることが多かった当地はこれが初優勝。今年は1月鳴門以来2回目。 次走はあまり間隔を空けずに同じくナイター場の大村に出場。2節連続Vを目指す。