鋭いまくり差しで松尾夏海がV! 「東龍軒カップ」は4日に優勝戦が行われ、3号艇の松尾夏海(33歳=香川)が3コースから鮮やかなまくり差しを決めて、今年初Vを飾った。優勝は通算で5回目、男女混合戦は初。好相性の若松では昨年に続き2回目。================================ まだ夏は終わっていなかった! 10月の若松水面で、赤カポックの松尾夏海が連日のまくり差しでスタンドを熱く沸かせた。 前夜の準優では3コースから狙い澄ましたハンドルで、イン先マイする桐本康臣(予選トップ)の懐に切り込んでいき1着ゲット。シリーズリーダーを見事に下し、その勢いのまま優勝戦へ。同じ枠番、同じコース。今度はインに石丸海渡。連夜の男子強豪相手となったが、松尾がここも鋭いまくり差しハンドルを突き刺して石丸を撃破。圧巻の走りで、シリーズの頂点に立った。 優勝はこれで5回目で、男女混合戦は初。好相性の若松では昨年に続き2回目。「舟足は昨日から良くて、今日はほとんど触っていません。(準優・優勝戦と)連続でまくり差しが決まるとは。嬉しいです。また頑張ります!」 来週には再び福岡県へ。次は若松の隣の芦屋のヴィーナスシリーズに出場予定。鮮やかなハンドルさばきに期待だ。