若松に好印象「ここが一番」尾上雅也 当地初V 「ビッグベアーズカップ」は20日に優勝戦が行われ、1号艇の尾上雅也(30歳=埼玉)がゼロ台スタートからイン逃げを決めて1着。これまで若松に4節出場し、そのすべてで優出を決めてきた当地巧者がついに優勝を飾った。今年は2回目の優勝。================================ 進入は12/3456。 全艇がゼロ台スタート。「スタート頑張らないと」と言っていた尾上もコンマ08の踏み込み。スリットはほぼ横並びで、こうなればインの尾上が1マークを先取り。ターンの入り口でバランスを崩してヒヤリとするシーンもあったが立て直して、イン逃走を決めた。2着に池田雄祐、3着に木下翔太で1番人気の決着となった。「(若松では初めての)ウィニングランが出来て良かったです。水面印象はいいですよ。ここが一番です。」 23年のルーキーシリーズが当地初登場だった。そこでいきなりの準優勝。24年は7月に優出2着、12月に優出5着と毎回6強入り。注目された今節も強さを見せつけ、初日にマクリ差しを2本突き刺して鮮やか連勝ゴール。活き活きと予選をトップ通過。勢いのままに今節も優出を果たし、そして初優勝となった。 当地39走で30回の舟券絡み、イン戦は8戦全勝。好成績を残し続ける埼玉の若松巧者。次回参戦時も初日からその走りに要注目だ。