若松ボートの「創刊75周年記念スポーツニッポン杯GW特選競走」は2日に優勝戦が行われた。1号艇の水摩敦(36歳=福岡)がゼロ台のスタートを決めてイン逃走1着。今年初優勝を飾った。地元若松では通算7回目。GWシリーズは2回目。
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6号艇の西山貴浩が動こうとしたが、誰も譲らずのオールスローの枠なり。
インからコンマ07のスタートを決めた水摩と2コースの奈須啓太。内枠両者が気合いの踏み込みを見せた。こうなれば、水摩が1マークを先マイ。渾身のインモンキー。奈須の差しは不発。握ってきた3号艇の岡村将也の攻めも許さない。バックで先頭に立った水摩が2マークをトップで回り、首位の座をがっちりと固めてあとは独走。嬉しい今年初優勝を飾った。
「若松で久々にいい感触でした。モーターが優秀だったので、どういう調整をしても良かったです」と振り返った。
予選は7位通過だったが、準優で水摩よりも上位だった6人が誰も勝てず。準優11R 3号艇でマクリを決めて1着を取った水摩に優勝戦1号艇が巡ってきた。流れは完全に来た。この絶好のチャンスを生かし、最高の結果へとつなげた。地元若松では通算7回目。GWシリーズで見ると、15年ぶりの制覇となった。
「これからも自分が出来ることをやっていき、結果がついてくればいいと思います。次節からもしっかり頑張りたいです」。
次走は児島周年へと向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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