若松ボートの「公営レーシングプレス杯」は3日に優勝戦が行われた。インからコンマ09のスタートを決めた1号艇の小坂尚哉(36歳=兵庫)が他艇を寄せ付けないイン逃げを決めて快勝。2021年2月の尼崎以来、約2年1ヶ月ぶりの優勝を飾った。
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進入は125/346。
5号艇の藤丸光一の前付け。「(深い起こしになって)スタートでいっぱいいっぱいでした」と1号艇の小坂。あまり余裕はなかったが、大時計にしっかり集中。コンマ09の好スタートを決めた。スロー3艇がきっちりと踏み込み、ダッシュの3艇は不発。こうなれば小坂が1マークを先マイ。回り足の仕上がりには自信。スピードモンキーでマクらせず差させず、他艇を寄せ付けずに逃走成功。1マークで勝負を決めた。
ゴール後はゆっくりとウィニングラン。花火の中、水面際のファンの声援に応えた。好相性の当地ではこれが3回目の優勝。
2021年2月の尼崎以来、約2年1ヶ月ぶりの美酒に「久しぶり。良かったです」と笑顔を見せた。
次走は再び福岡入り。9日から、隣の芦屋に出走予定だ。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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