ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

スポーツ報知杯争奪年またぎ特選競走(平成29年1月2日)

イン速攻! 今村暢孝 初笑い

今 村  暢 孝
3265 今 村 暢 孝(福岡)



 2017年グーサインでスタートだ! 若松ボートに九州の選手が集結して連日熱戦を繰り広げた「スポーツ報知杯争奪年またぎ特選競走」は2日に優勝戦が行われた。1号艇の今村暢孝(51歳=福岡)がインからコンマ13のスタートを切り、先マイを決めて先頭へ。そのままリードを守って1着ゴール。正月に幸先良く美酒を味わった。若松水面では約15年ぶり。レース後、お馴染みのグーサインを出しながら笑顔を見せた。

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「やっと勝てましたわ」

 若松水面での優勝は超久々で、なんと2001年以来(!)となった今村は、安堵の表情を浮かべていた。

「若松さんでなかなか勝てずにいました。田頭(実)選手がウィニングランをやってる姿をいつもいいなぁと見てたんですけど。今節はミスター若松(田頭)がいなかったので、勝てた気がします」と続けて、笑いを誘った。

 田頭は不在だったが、もし参戦していたとしても今節の今村の強さには手を焼いたはずだ。

 初日からオール3連対で予選2位突破。準優もイン逃げ決めて優出。安定したハンドルさばきは、さすがだった。さらにそれに加えて、流れもあった。今村より得点で上回っていた予選1位通過の松尾昂明が準優で消え、優勝戦1号艇のイスが今村の前に用意されたのである。完全に勝機を掴んでいた。

 穏やかな水面で行われた優勝戦。スタンドは、正月ということもあって大勢の地元観衆が詰めかけていた。

 コース取りで、2号艇が予想以上に早めにスロー域に入ってきた。2マーク側で見ていた観客は一時騒然となっていた。今村もそれに応じて早くコースに入り、起こし位置は若干深くなっていた。ただ、スローは今村の仕事場だ。きっちりとコンマ13のスタートを決めていった。「練習してなかったんですけど、いいスタートいけてますね。あの辺(の起こし)は大体いつも行ってるんで」。百戦錬磨のベテランにとって、この程度の場面は何度も経験しているのだ。レースを振り返る言葉に、冷静さがあった。

 4コースの4号艇や6コースの6号艇がゼロ台Sを踏み込んできていたが、2号艇がコンマ11を切っていた。今村はそれを絶好の壁役にしながら1マークへと真っ先に向かった。

 勝負の1マークを渾身の先マイ。他艇の差しやマクリは一切受け付けない。白カポックがバック直線に颯爽と抜けていった。「冷静に回れましたね。乗りやすさがきてました。多分、モーターは仕上がってました」。相棒64号機は今村を乗せて、快調に動いていた。ただ、決して序盤から噴いていたわけではない。「ずっと調整をやって、やっと今日合ったという感じ」。努力が奏功した。

 2周目、3周目も独走で、ゴールイン。今年最初のV取り成功。正月に美酒。まさに幸先良い発進となった。「これで若松が“好き”から“大好き”になりました」。目尻は下がり、饒舌な今村だった。

 さらに続けて「(若松は)2月に来るので、大、大、大好きになるかもわかりません」と嬉しそうに話した。

 まったく凄いベテランである。

 昨年は九州地区選手権を制すなど、まだまだ健在をアピールした。「2016年は全体的に良かったです。腰とか痛くなってきてるんですけど、2017年も去年に劣らず、頑張りたいと思います」。51歳は闘志衰えず、活躍を誓っていた。クセ者・今村、ここに在り。

 2月に若松に来た時には、“また勝てましたわ”と言って、グーサインをするのかもしれない。


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(文:吉川)

スポーツ報知杯争奪年またぎ特選競走 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 1 3265 今村 暢孝 1'47'9 逃 げ
2 2 4848 仲谷 颯仁 1'48'7
3 5 4477 篠崎 仁志 1'50'5
4 6 4236 松村 敏 1'52'3
5 4 4497 桑原 悠
6 3 3703 鳥飼 眞
スリット ST
1 .13
2 .11
3 .23
4 .08
5 .13
6 .05

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