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ボートレース若松 優勝選手一覧

ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(令和5年5月9日)

柳生泰二が逃げ切り、初代若松スピード王者


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「資さん杯争奪第1回ボートレース若松スピード王決定戦!!」の優勝戦が27日に行われた。レースは1号艇の柳生泰二(30歳=山口)がインからゼロ台スタート踏み込んで先マイ。機力で勝る高濱芳久の猛追に冷や汗を流したものの、しのぎきって嬉しい先頭ゴール。レースタイムは1分46秒7。今節誰よりも速い1番時計を出してみせて、初代若松スピード王者に輝いた。

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 全身全霊を込めて、フルスピードで逃げ切った。

 決まり手はイン逃げ。だが、決してラクな戦いではなかった。1周1マークで先頭に立ったものの、抜群のモーターに乗る高濱がすぐ後ろから逆転を狙って攻めてくる。まったく離れない。食い下がってくる。結局3周2マークまで続いた長い攻防戦。柳生は一瞬のハンドルミスでもすれば逆転を許しただろうが、そんな緊張の中、見事に先頭を守り切ってゴールラインを駆け抜けた。ピットに帰ってくると「(勝って)ホッとしました。高濱さんがいい足されとるのは知ってたので、これは油断できないと思いながら必死に走ってました」と、胸をなで下ろしながら話した。

 上がりタイム1分46秒7は、今節の全選手の中で最高速タイム。シリーズタイトルにふさわしい走りで優勝をたぐり寄せた。

 高濱との接戦はたしかに少しヒヤリとしたものの、予選トップ通過、9戦6勝という歩みは堂々たるシリーズリーダーのもの。初日からスタート勘がイマイチつかめずにスリットで1人飛び出すことはなかったが、優勝戦ではインから気合い伝わるコンマ07トップスタートを踏み込み、1人だけ飛び抜けてみせた。これは大きかった。「起こしで溜めていったので大丈夫だと思っていました。少し怖かったですけどね」。ここ一番でこの切れ味あるスタート。きっとこういう経験が自信になり、次の戦い、次の優勝戦のスタート度胸へと徐々につながっていく。スタートの難しさで有名な若松水面で、優勝戦コンマ07スタートを決めた価値は大きい。

 今年はこの若松が初V。約1年1ヶ月ぶりと、優勝からは遠ざかっていたものの、近況は調子がいい。12月大村優出、下関正月レースでもファイナリスト入り。そして今節の活躍。「今のリズムはいいと思います。今年は早い段階で優勝できて良かったし、これから(Vを)積み重ねていきたいですね」。

 次走はグレード高い舞台、GI中国地区選手権に向かう予定。地元地区の強豪もやってくるだろうが気負いはない。「目の前の1走1走を一生懸命走ります」。柳生は柳生の持ち味のスピードを生かして、全身全霊駆け抜ける。

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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
スリット ST

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