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ボートレース若松 優勝選手一覧

ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(令和5年5月9日)

「若松好き」 馬場貴也イン圧逃 今年5V


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 よっしゃ、5V! 若松ボートの「進入固定レースバトル第8弾 ニッカン・コム杯若松の陣」は22日に優勝戦が行われた。10戦8勝で勝ち上がってきた1号艇の馬場貴也(よしや)(31歳=滋賀)が、1コースから好スタート決めて1マークを先マイ。他艇に影をも踏まさぬスピードインモンキーを披露して先頭独走。危なげない走りで圧倒的1番人気に応え、今年5回目の優勝を飾った。「若松水面がさらに好きになりました」とレース後は笑顔を見せた。

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 22日に行われたプロ野球ドラフトは豊作だったと聞くが、ここにも1人、優勝という実を次々と収穫していっている男がいた。

 滋賀のスピードスター・馬場である。

 9日〜12日の多摩川一般戦では1、2、1、1、1、1、1着の圧倒的強さで他を置き去りにして見事優勝。今年4つ目のVを堂々とゲットしてみせ、好調リズムのまま、今節の若松に乗り込んできた。

「今年5つ目(の優勝)を目標に、今回の若松は前検から優勝を狙っていました」。確固たる目標を胸に、視線は頂点だけを見ていた。

 そんな彼を後押しするように、抽選運も向いた。引いた相棒モーターは、初日から上々な動きを見せたのだ。

 第1走目はイン逃げ1着。続く2走目の強豪集うドリーム戦も、3コースからマクリ差しを繰り出してイン先マイの艇を捕まえ、2マークで逆転1着。初日W白星で気持ちよく船出を決めてみせたのだった。馬場の存在がすでにひときわ光っていた。

 2日目以降も快調に進んだ。1、3、1、1、1着で予選はトップ通過。1分45秒8の今節1番の上がりタイムも披露。さすが日本レコードホルダー。1度先頭に立っても、スピード緩めず心地よく飛ばしてくれる。

 迎えた準優も、インから堂々のイン速攻で他艇に何も仕事をさせずに1着。優勝戦1号艇の切符をその手に掴み取ってみせたのだった。「今節はいい調整ができました。5日目が一番よく仕上がっていました」。出足系統の足、自身のリズム、どちらも二重丸といった感じになっていた。

 そして優勝戦。もう何も多くは語らなくていい。インを守って、コンマ10トップスタートタイを決めた馬場。そこから1マークをスピードインモンキー。2コースの艇も3コースの艇も全く近づけることもないまま1マークを回って首位へ突き抜けた。勝負アリ。あとは颯爽と夜の若松水面を駆け抜けていった。

 終わってみれば11戦9勝。「今節、何度も名前を呼びました」。実況アナもその強さに感嘆の声を上げた。

 ただ、若松水面は待望の初V。全国勝率は7点近い数字がある男だが、当地勝率は5点台と低い。出走表の数字を見て、若松と相性が悪いのか、苦手意識あるのか、と思われた人もいるかもしれない。だが心配無用。「ここは記念レースでくることが多かったのでなかなか勝率は残せてなかったです。でも、もともと若松水面は好きなんですよ。だから今日、勝てて良かったです」。今年5Vと若松初V、ダブルで達成した夜、馬場は満足そうに笑みをこぼした。帰り支度で荷物をまとめる手も、どこか軽やかだった。

 しかし、これで終わりではない。まだ目指すものがある。「総理杯(SGクラシック)出場に向けてもう1つ取っておきたいです。それが今年の目標です」。6Vになれば出場可能性はまたさらに大きくなる。今回勝ったことで、また一層、気合いも高めていたようだった。

 この勢いのまま、11月へ。

 あと1つ収穫して、今年は最高に実りある年にする。

  
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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

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