若松ボートの「マクール杯争奪夜王シリーズ第5戦男女W優勝戦」は20日、11Rで男子の優勝戦が行われた。2コースから発進した2号艇の新田智彰(43歳=大阪)が、イン先マイの1号艇・長溝 一生を差し切り先頭独走。約3年3ヶ月ぶりの優勝を飾った。自身通算では9回目。当地では初。
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進入は123/456。
1、2コースの長溝と新田が艇を伸ばして、1マークへ。先マイを打った長溝の旋回は外側に流れた。懐が空いた。そこに新田が渾身の一番差しを突き刺した。これが完璧に決まり、バック直線で単独先頭に躍り出た。
そのまま2マークもトップターン。勝負を決定づけた。
「1マークは出足が良かったですね」。新田の持ち味である巧差しハンドルと、それを生かす好パワーがあった。
優勝は約3年3ヶ月ぶりと久々。自身通算では9回目となった。
今節は初日ドリームこそ6着と敗れたものの、2日目からは1、3、3、1、1、5、1、1着と安定感光る走りで駆け抜けた。5、6枠の時は3着3着に手堅くまとめ、1、2枠の好枠デーはきっちりと連勝した。
当地では初の優勝。「若松好きになりました」。レース後のウィニングランでは、女子の部を勝った長嶋万記と共にウィニングランで笑みをこぼした。
次走は北陸の三国へ(2月25日初日)。その後、再び九州入りして、福岡に参戦予定(3月6日初日)。
前走の蒲郡で準優勝、そして今節の若松で久しぶりの美酒と、好リズムになっている今、要注目である。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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