「やっとですね!嬉しい」溝口 海義也 待望地元初V! ミドルダービーと銘打ち、30〜40代の選手たちが集まり連日熱戦を繰り広げてきた「若松夜王シリーズ第1戦ミドルダービー第44回日本モーターボート選手会会長杯」は15日に優勝戦が行われた。現在30歳で今節の登番順では下から3番目の若手だった4号艇の溝口 海義也(30歳=福岡)が、4コースから差しを決めて快勝。待望の地元若松初優勝を飾った。通算では平和島、戸田に続き3回目のV。================================ レース後のウィニングラン。平日でも大勢のファンが詰めかけた若松のスタンドに向けて、青色の勝負服が何度も拳を突き上げてみせた。夜空には当地名物のド派手なビクトリー花火が次々に打ち上がっていた。 レースは枠なり3対3でスタート。1周1マーク、2コースの今井貴士が握っていき、これに対してインの堀本和也が牽制。外に流れる1号艇と2号艇。歓声と悲鳴が混じり合う水面際。大きく空いたブイ際。この絶好のチャンスを逃してはなるかと4コースの溝口が渾身の差しを入れる。3本の引き波を力強く乗り越え切り込みバックストレッチへ。開いたVロード。体を弾ませた溝口の目の前に敵は誰もいなかった。続く2マークもしっかりとトップで回って勝負アリ。2着に堀本、3着に西野雄貴が入り、4ー1ー5で決着した。「やっとですね! 嬉しいです。足は全体的にどれも良かったです。これまで若松で他の人(優勝選手)のために打ち上がる花火を陸から何度も見てきました。今日は自分のために上がっていた花火。最高でした!」 若松で2016年11月にデビューして約10年。当地7回目の優出で今回が嬉しい初優勝。レース後は関係者や他の選手らから声をかけられ終始、笑みがこぼれていた。 近況は2期連続でA2級に落ちていたが、7月からはA1級へ復帰。地力はアップしてきた。地元Vも掴み、リズムも良く今年後半戦へ。日焼けした肌がよく似合う海の男が、熱い夏を駆け抜ける。