若松ボートの「ナッセ杯」は17日に優勝戦が行われた。1号艇の峰 竜太(35歳=佐賀)がインからコンマ08のスタートを切って1マークを先マイ。鮮やかなイン速攻を決めて独走。今年9回目の優勝を飾った。当地では昨秋のGI周年を含む3連覇達成で通算4回目の優勝となった。
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最終日最終レースの先頭を走っていたのは、やはり主役だった。
強さを見せつけた。
初日W白星で船出、予選トップ通過。準優日の前半レースで燃料コックが閉まるというアクシデントで6着はあったものの、準優ではイン戦押し切って優出。ファイナルの1号艇のイスに堂々と座った。
スポーツ紙では、峰の見出しが躍り、オッズは軒並み低かった。人気を大きく集めた。
優勝戦、インからコンマ08スタート。トップタイミングだった。「足は2号艇が出ていた」という。ただ、1周1マークを先マイすれば、2コースから握っていった2号艇の吉川元浩、4コースから差しハンドルの4号艇の篠崎仁志を寄せ付けなかった。イン逃走で完封。あとは独走、一人旅。ゴールラインでは、アロハガッツポーズで喜んだ。
2着吉川、3着篠崎。銘柄選手で独占した。
これで今年9回目の優勝。当地では昨秋のGI周年を含む3連覇達成で通算4回目の優勝。ちなみに、昨年の「ナッセ杯」も制してる。
今節は一般戦だったが、今後はまたSGやGIGII舞台が続く。「タイトルはすべて狙いにいきます」と峰。一体、今年はいくつの優勝をその手で掴むのだろうか。
次走は、SGグラチャン(宮島)へ向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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1 | 1 | 4320 | 峰 竜太 | 1'48"8 | 逃げ |
2 | 2 | 3854 | 吉川 元浩 | 1'49"8 | |
3 | 4 | 4477 | 篠崎 仁志 | 1'52"0 | |
4 | 3 | 4497 | 桑原 悠 | 1'53"3 | |
5 | 6 | 4553 | 坪口 竜也 | ||
6 | 5 | 3346 | 宮本 裕之 |
枠 | スリット | ST |
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