若松ボートの「若松夜王シリーズ第4戦福岡ソフトバンクホークス杯福岡県内選手権」は15日に優勝戦が行われた。1号艇で注目を集めた山ノ内雅人(30歳=福岡)がインからトップスタートを決めて逃げ切り1着。今年2回目、当地では初優勝を飾った。
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進入は123/456。
インからコンマ10の好スタート決めた山ノ内が1マークを先マイ。3コースから握ってくる仲谷颯仁を抑えて、バック直線で先頭に立った。2マークをトップで回り、後続を突き離して独走態勢。勝負アリとなった。
レース後のウィニングランでは何度も手を振って観衆の声援に応えた。初々しいウィナーは、素直に喜びを爆発させていた。
「仕上がりは良かったです。地元での優勝はめちゃくちゃ嬉しいです!」
2月に宮島で自身初優勝。そしてこれが今年2回目のV。実力者多数の福岡県内選手権を制して、見事地元初優勝を飾った。
2010年にデビュー。なかなか成績を取れずにいた苦労人。B級暮らしは長かったが、約10年を経て、今年はA1級昇格を果たすなど、確かに力をつけてきた。センター域からのパンチ力のある走りは魅力たっぷりだ。「来年はもっとレベルアップしたいです。こういう緊張感の中でまた走りたいですね」と意気込んでいた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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