新モーター登場となった若松ボートの「資さん杯」は5日に優勝戦が行われた。1号艇の平高奈菜(33歳=香川)がインからコンマ11のトップスタート。1マーク先マイ決め、差してくる羽野直也を振り切った。優勝は今年4回目、当地では3回目。
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ビクトリー花火の中のウィニングランを終え、ピットに帰還。残っていた選手たちが「おめでとう」と声をかけたり拍手で出迎える。ヘルメットの中の平高の目尻が下がり、笑みがこぼれた。
進入は123/456。
インの平高はコンマ11のトップスタート。そのままリードを保って1マークを先マイ。2号艇の巧腕・羽野が一番差しを入れて来たが、艇を並べることは許さなかった。バック直線で振り切って先頭に立った。2マークもトップで回り、後続を離していき勝負アリ。夜の若松水面を颯爽と駆け抜けた。
「スタートは分からなかったです。足は本当によく出ていました」
終わってみれば、7戦4勝オール2連対。堂々の主役だった。予選トップ通過。1号艇で迎えた準優は、6号艇の前付けの影響で深い起こしになりながらも、外を黙らせ、圧巻の逃走劇を披露。回ってからグンっと前に出る。快速・21号機は噴き上がっていた。
これで優勝は今年4回目、当地では3回目。ケガから復帰後初の嬉しいVとなった。
次走は児島のGIIIオールレディースへ(12日初日)。12月3日からは、再び当地へ。プレミアムGI BBCトーナメントに出場予定となっている。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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1 | 1 | 4450 | 平高 奈菜 | 1'49"0 | 逃げ |
2 | 2 | 4831 | 羽野 直也 | 1'50"4 | |
3 | 3 | 3349 | 吉田 一郎 | 1'51"4 | |
4 | 4 | 3574 | 大神 康司 | 1'53"1 | |
5 | 5 | 3900 | 香川 素子 | ||
6 | 6 | 4070 | 中村 亮太 |
枠 | スリット | ST |
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