若松ボートの「日本トーター杯BTS北九州MD開設15周年記念競走」は21日に優勝戦が行われた。予選トップでシリーズを引っ張ってきた1号艇の中岡正彦(43歳=香川)がインからコンマ04の気迫のトップスタート。1マーク先マイから逃げ切って1着。節間6勝を挙げる活躍で、今年2回目、通算では76回目の優勝を飾った。
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進入は123/456。
中岡がインからコンマ04のトップタイミング。「スタートはいく気でした」と気迫の踏み込み。そのまま逃走態勢へ。「1マークは失敗しました」。それでも、他艇を懐には入れなかった。バック直線で先頭に立ち、2マークも先頭で旋回。トップを守り、周回を重ねてゴールライン。優勝戦1枠の大きな期待に応えた。
レース後は「エンジンさまさまです」と安堵の表情を浮かべた。
優勝は今年2回目。当地では4回目、通算では76回目となった。
今節は予選トップ通過、準優1号艇からの優勝戦1号艇。王道を歩んだ。
1着2着1着1着1着2着4着4着1着1着。
初日から3日目までで圧巻の5戦4勝と白星を積み重ね、V争いのライバルとなる相手達を一気に突き放していった。シリーズ後半は、前半よりも勢いが弱まった感はあったが、終わってみれば6勝をあげた。ただ「今節は90点です。(マイナス10点は)取りこぼしがありましたね。もっと取れたと思う」と、中岡は反省を口にした。勝ってもなお、もう一度気を引き締めているようであった。若松巧者の中岡。次回当地を走る際も活躍に期待だ。
次走は地元。丸亀のGW戦で連続Vを狙う。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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