若松ボートの「かっぱくん杯」は2日に優勝戦が行われた。強い追い風の水面だったが、インからコンマ07の好スタートを決めた1号艇の中辻博訓(46歳=福井)が1マーク先マイ。差してきた2号艇の渡辺浩司を振り切って1着。今年初、通算では26回目の優勝を飾った。
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準優は追い風強く、イン受難の水面だった。
予選1位の11R1号艇の金子龍介が消え、予選3位で9R1号艇の地元・中田達也も散った。そんな中、10Rの中辻だけがインから逃げて1着。白枠トリオの中で唯一勝ち上がっていた。
巡ってきた優勝戦の1枠。流れはきていた。
最終日は準優よりも強烈な追い風で、波立っていた。安定板装着の2周戦。
それでも、準優同様に中辻は勝った。インからコンマ07のスタートを決めて1マークを先マイ。2コースから一番差しの渡辺が接近してくるも、バック直線で抑えて2マークを先頭ターン。渡辺を突き放して勝負アリ。今年初、通算では26回目の優勝を飾った。
レース後、「足は昨日(4日目)から良くなっていました。この風でエンジン差が小さくなったことが、僕にとって良かったです」と振り返った。
優勝でリズムアップして、次走は平和島一般戦へ。その後、マスターズチャンピオン(下関)へ向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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