若松ボートの「若松夜王シリーズ第2戦ビッグベアーズカップ個性派王決定戦」は29日に優勝戦が行われた。1号艇の堀本和也(32歳=徳島)がコンマ01のスタートからイン逃げを決めて快勝。自身初の優勝戦1号艇だったが、重圧に負けずに約4年ぶりの優勝を飾った。
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プレッシャーに打ち勝った堀本は、右の拳を握った。
ゴールライン。気持ちを込めた力強いガッツポーズ。嬉しさを爆発させた。
渾身の逃走だった。
インからコンマ01。隣のS巧者・白石健よりも早かった。「スタートは全速でした」。気迫の踏み込み。こうなれば、堀本より外の艇は簡単には攻めれない。1マークを豪快に回った白の勝負服が、堂々と逃げ切った。
優勝は自身通算2度目。4年2ヶ月ぶり。
前夜は眠れなかったという。これが初の優勝戦1号艇だった。前回優勝からも遠ざかっていた。緊張、プレッシャーが襲った。だが、それらに押し潰されることなく、炎のスタートで勝利をあげた。
「優勝戦の1号艇と思わずに、予選の1号艇と思っていきました。約4年ぶりに優勝できて嬉しいです」。レース後は他の選手から、おめでとうと声をかけられ笑みがこぼれていた。
気持ちよく、次走は徳山一般戦へと向かう。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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