若松ボートの「ギラヴァンツ北九州杯」は25日に優勝戦が行われ、5号艇の安達裕樹(38歳=三重)が優勝を飾った。5コースからトップスタートを切ると、荒波の中でも鮮やかなマクリ差しを決めた。優勝は今年3回目、当地では初優勝となった。
===
進入は123/456。強風で安定板装着の周回短縮。
1マーク。5コースの安達は、全速のマクリ差しで艇団に割って入った。荒波も他艇の引き波も、まるで関係のないような力強い出足、回り足だった。イン逃げに持ち込みたい渡辺浩司を完全に捕まえ、2マークを先に回った安達。勝負アリだった。
「参りました」。レース後、ピットで渡辺が安達にそう言っていた。本命の渡辺も脱帽。圧巻の走りだった。
「仕上がりは抜群でした。前検日から良かったです」。相棒58号機にはかなりの手応えを感じていた様子だった。
優勝はこれで今年3回目、当地では初優勝となった。
次走は津の年またぎレースへ。その後、尼崎、芦屋のGI周年に出場予定。「来年はGIレースでも活躍したいです」。そう抱負を語って、帰路についた。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|
枠 | スリット | ST |
---|