若松ボートの「夜王シリーズ第4戦公営レーシングプレス杯男女W優勝戦」は17日、11Rで男子の優勝戦が行われた。9戦7勝、オール3連対で勝ち上がってきた1号艇の金子龍介(44歳=兵庫)が1周1マークを先マイ。鉄壁のインモンキーで、マクってくる艇も差してくる艇もシャットアウト。強さをみせつけ今年3回目の優勝を飾った。
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進入は123/456。
1コースの金子はコンマ30のスタート。それでも伸び返して、1マークを先マイ。
力強いインモンキーを繰り出すと、マクってくる艇も差してくる艇も全く寄せ付けなかった。バック直線に抜けると、あっと間に独走状態を築いていた。勝負アリ。あとは周回を重ねてゴールイン。
10戦8勝。圧巻の強さをみせつけ、優勝を飾った。
「1マークを先に回れば大丈夫と思っていました。このモーターの伸びは強烈」。レース後、カポックを脱ぐとそう話した。
新モーター、新ペラだった今節。検定タイムトップを出した相棒43号機を駆り、大暴れだった。
シリーズ5日目には通算1,500勝も達成。シリーズを通して、金子がその存在感を光らせた。
今年4月に1ヶ月間にフライング2本を切るなどして、一年の3分の1はF休みになった。「うーん、休みすぎました。4ヶ月はね」と金子は渋い表情を見せた。
それでも、これで今年3回目の優勝。からつ、福岡、そして若松。今年は九州でVをあげている。
「若松もだけど、九州のレース場は全部好き。また走りたいです」
そう話して笑みを見せ、若松ピットから帰路についていた。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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