ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

第36回日本財団会長杯(平成30年12月26日)

イン圧逃 中田達也 若松初V!

中 田  達 也
4802 中 田 達 也(福岡)


 若松ボートの「第36回日本財団会長杯」は26日に優勝戦が行われた。1号艇の中田達也(25歳=福岡)がスピード満点のインモンキーで1マークを先制。他艇を寄せ付けず完全シャットアウト。地元の期待に応える逃走劇で今年初、自身2回目の優勝を飾った。当地では初。今年は若松で優勝をーー。そう意気込んでいた当地フレッシュルーキーが見事目標を達成した。

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 若松水面はそんなに広いコースではない。だから、走っている選手とファンの距離が近い。

「日本一見えると思います。水面際で手を振ってくれるのも分かります」

 今年のはじめ、当地フレッシュルーキーに選出された中田達也は少し嬉しそうに話したあと、

「今年は若松で優勝します」

 そう言葉に力を込めながら、一年の目標を掲げた。若松ボートが推すこの若手の目は、間違いなくここ数年で一番燃えていた。

 デビュー直後の2014年、2015年は準地元スター、2017年、2018年はフレッシュルーキーに選ばれた。若松水面を走る機会は特に多かった。準地元スター時代は結果が出ず、苦しむことはあった。それでも、だんだんと力をつけ、今年は若松で好走連発。走る度に優出するような、そんな印象を与えた。もう、いつ優勝を取ってもおかしくはない、そういう位置まで来たのが今の中田だった。

 そうして迎えた今節。

 初日ドリームこそ6号艇で大外6着だったものの、翌日1着で巻き返し。3日目の12Rでは田中信一郎を倒した。ポイントを加算していき、予選は3位で通過。予選終了後の一般戦でも点数を稼ぎ、準優も勝って堂々優出。

 そこで中田に吉報。準優終了時点の得点率で、予選1位だった中村晃朋より得点率で上回ったため優勝戦の1号艇のイスが用意されたのだ。「流れは来てましたね」。

 そしてV戦。インを取って、コンマ16スタート。スリット隊形はほぼ横並び。こうなれば中田が1マークを先取り。他艇に影すら踏ませない旋回。バック直線に抜けると、すでに後続を突き放しており独走状態。勝負アリ。あとは悠々と周回を重ねて1着ゴール。

 今年最後の若松優勝戦。V目標を達成するにはこのシリーズしかなかった。ラストチャンスで見事掴み取った。

「1マーク回った感触は良かったです。仕上がってました。(今年若松Vは)自分で言った目標だったので、達成できて本当に嬉しいです」

 レース後はウィニングラン。“日本一”見える水面際のファンからは大きな声援。「最高でした!」。声を弾ませた。

 2018年はあとわずか。来年は「A1級になりたいです」。次の目標を掲げ、新たな1年へ向け意気込んでいる。

 将来は「SGダービーを走る選手」を理想像とする25歳。それに向けて階段を1つ1つ上がっていく。

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(文:吉川)

第36回日本財団会長杯 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 1 4802 中田 達也 1'48"1 逃げ
2 4 3556 田中 信一郎 1'50"9
3 3 4739 中村 晃朋 1'52"1
4 5 4207 松下 一也 1'53"0
5 6 3729 松田 英数
6 2 4205 山口 剛
スリット ST
1 .16
2 .15
3 .11
4 .15
5 .12
6 .21

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