若松ボートの「第36回日本モーターボート選手会会長杯」は26日に優勝戦が行われた。1号艇の関 裕也(35歳=福岡)がインから先マイ。マクリも差しも寄せ付けず他艇を完封。今年2回目の優勝を飾った。若松では初。
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進入は123/456。
インの関はコンマ17スタートを切った。外3艇のほうがタイミングは早かったが、関も伸びて1周1マークを先マイ。スピードに乗ったインモンキーを繰り出した。
3コースの3号艇が握り、4コースの4号艇がマクリ差し、2コースの2号艇が差してきた。ただ、関はどれも一切寄せ付けない。先頭を独走。
イン押し切り、完封。
あとは各ターンマークをしっかり回って1着ゴール。ポールポジション1号艇で、人気が集まった一戦だったが、その期待に応えてみせる強い走りで、優勝を決めた。
「1マーク回った感触は良かったですね。(マクリ差してきた)前田将太は見えたけど大丈夫だと思いました」。レース後、関はそう振り返った。舟足は満足そうだった。
今節は序盤から関の存在感が光っていた。
初日、3コースと5コースから連勝を飾り鮮烈なスタートを切ると、予選をトップ通過。準優はインからコンマ07を踏み込んで気迫の逃げ勝利。優勝戦も含め、計6本の1着を取って、シリーズの頂点に立った。
今年はこれで2V。若松では初。
当地はプロデビューの地。「若松初優勝は嬉しいですね。ウィニングランは最高でした」。
現在はA2級だが、現在勝率(5月〜)は6点台半ばで近況好調。今回の優勝で、さらに勢いを加速させるか。要注目だ。
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(文:吉川)
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