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(平成29年6月6日)

本多宏和 今年初V! 「若松は相性がいい」


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 若松ボートの「第34回日本モーターボート選手会会長杯」は30日に優勝戦が行われた。1周1マーク、3コースの3号艇・本多宏和(29歳=愛知)が外を思い切り握りマイ。インから先マイして先頭に立っていた1号艇はフライングで退き、2番手につけていた本多が首位に立ち、そのままリードを守ってトップゴール。当地では初、今年は初優勝を飾った。今期勝率は7点オーバーと好調。ますます勢いに乗りそうだ。

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 3コースから発進した本多は、1マークで思い切り外を握った。

 バック直線。本多は2番手の位置。先頭には1号艇の地元・山口隆史が立っていた。だが山口はフライング。2マークを回ったところでコースを外れていき姿を消す。ここで本多が首位へ。目の前には誰もいないVロードが広がっていた。

 あとはリードを守り、独走ゴール。今年初の優勝を飾った。

 「スタートは様子見たけど、優勝することができて嬉しいです」

 ピットに戻ってきた本多は、満足そうにそう語った。そして「ウィニングランは、お客さんが多くて驚きました」と続けた。

 当地ファンからの支持は厚い。理由はある。本多はこの水面で好走する印象が強い。

 「若松は相性がいいと思います。いい成績を残せてます」と本人も胸を張る。出走表に記載された若松勝率は7点オーバー。優勝戦メンバーの中で1位だった。待望の当地初Vであった。

 ただ、振り返ると今節は決して楽な戦いではなかった。舟足は弱く、予選は12位通過。

 それでも準優勝戦ではカド4コースからコンマ07の鋭いスタート踏み込み、インの岡崎恭裕をマクリ沈めるという好ファイトで勝ち上がってきた。やはり早いスタートはこの男の持ち味というのを、観衆に再度印象付けた。

 だが本多は決して満足していない。準優の快勝劇の話でも景気よく聞こうかと思って取材に向かったが、本多の口からはそんなものは全く出てこなかった。 「準優はスタートで勝ったけど、それだけです。岡崎さんとは力が違う。ターンも調整力もすべて」と言う。今節、岡崎との力量差を痛感したという。そこには、ただ真っ直ぐに、自分と格上選手との差を見つめる29歳がいた。

「もっと自力をつけたいです」。向上心強く、そう話す。

 その気持ちの影響か、今期はここまで好成績が多く、7点ペースのハイアベレージできている。「今期の目標は7点台を残したいです。そして記念に行って、勝てるレースをすることです」。視線は前を向いていた。

 次走は鳴門(11日〜)へ。日々、腕を磨いていく。




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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

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