若松ボートの「入江製菓杯」は18日に優勝戦が行われた。2号艇の岡 祐臣(34歳=三重)が強烈なピット離れで飛び出すとインコースを奪取。トップスタートを切って1周1マークを先マイ。マクリも差しも寄せ付けないイン速攻を披露して他艇を完封。今年初の優勝を飾った。当地では2回目。
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コースは213/456。
2号艇の岡は、好ピット離れで1号艇の辻栄蔵からインを取った。
今節、出足・ピット離れの良さを武器に活躍してきた岡。優勝戦も「ピット離れで出れば取りたい」とメディアに前日コメントを残していたが、その言葉通り、インを強奪した。
そこから決めたスタートはコンマ14。他5艇はコンマ20台〜30台で、岡がトップスタートだった。
こうなれば、難なくイン先マイ。
岡が1マークに真っ先に航跡を描いた。Sで後手を踏んでいた他艇は苦しかった。2コースの辻の差し、3コースから握った杉田篤光も全く届かなかった。黒カポックは単独先頭。イン逃げ成功。後続にあっさりと2、3艇身差はついていた。勝負あり、だった。嬉しい今年初優勝を飾った。
「スタート遅かった」。レース後、スリット写真を見つめながらそう言った。「スタートで外が来てなかったので良かった」。
若松水面では2回目の優勝。当地の水と合うようで、好走することも多い。今後も当地に来たら要注目だ。「(若松との相性は)いいですね」。
次走は地元、津のGW戦。その後、宮島GI周年へと参戦予定だ。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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