ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

第34回日本財団会長杯(平成28年12月25日)

勝って走り納め! 田中和也 今年3V

田 中  和 也
4357 田 中 和 也(大阪)

 一年をV締めだーー。若松ボートの「第34回日本財団会長杯」はクリスマスの25日に優勝戦が行われた。1号艇の田中和也(32歳=大阪)がインからコンマ14のスタートを切り、1マークを先マイ。他艇に影も踏ませぬ逃げを決めて独走。聖夜決戦を制した。これで今年は3回目の優勝。田中にとって走り納めの1走できっちりと結果を出して 、気持ち良く新たな年を迎える。

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 予選2日目と予選3日目には強風が吹き荒れた。2周短縮レースもあった。コンディションは決して良くなかった。苦戦する者が多くいたそんな中で、オール2連対で唯一まとめたのが田中だった。舟券貢献度は抜群であった。

 予選をトップ通過。荒れに荒れた準優では田中1人だけが1号艇で1着を取っていた。とにかく今節の田中は信頼できる安定感、それと勝負強さが光った。他の選手とそこが違った。

 今節、もうこの男の前に、波乱という言葉はない。優勝戦も完封だ。インからコンマ14のスタートを切って1マークを先制。2コースの2号艇がヘコみ、壁が無く、3コースから3号艇が握ってきていたが、田中のイン戦は強い。もともとイン戦は信頼できる男。それに今回乗っている11号機は行き足がいい。簡単にマクられるような足じゃない。この大一番も、田中がしっかりと先マイを決めて先頭でバック直線へ抜けていった。後続艇は置き去りだった。勝負アリ。「1コーナーは3番が握ってくる音が聞こえて、握りすぎたかなと思ったんですけど、大丈夫でした」。独走でゴールイン。今年3度目の美酒を味わった。

 自身通算では6回目。6回のうち、半分のVを今年決めたことになった。

 初優勝は結構前、2010年7月に決めているのだが、その後、なかなか続きがポンポンとは出なかった。だが今年は結果が出てきた。実力がついている証だ。「今年は優出も結構できたし、優勝もできたので、いい一年やったと思います」。11優出3V。今期(11月〜)勝率も約7点まで上がっており、乗れている。

 今節が走り納めだった。自身でも好評価をする2016年を、派手に締めくくった。 「(今年最後のレースを)優勝できて嬉しいです」と喜びを口にすると頬は緩んだ。

 ただ、これで決してすべて満足したわけではない。「優出や優勝の数を来年はもうちょっと増やしたいです」と目標を掲げている。田中はもっと上を目指すのだ。来年4V、いや5Vをたたき出しても、もうこの選手ならそんな未来もあり得るのだろう。

 次戦は1月8日から芦屋に参戦予定。

 2016年の勢いを若松Vでさらに加速させ、リズム良く、2017年へ向かう。とり年に大きく羽ばたくかーー。要注目だ。(文・吉川)



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【佐口 大外2着 好配当提供】
6号艇の佐口達也が好レースを見せた。6コースからの発進だったが、ごちゃついた1周1マークで冷静に最内の空いたスペースに差しハンドルで切り込み、2着をもぎ取った。「舟券に貢献できるように」とレース前に語っていたが、機力劣勢もはねのけ有言実行。6号艇で人気を下げていたこともあって、3連単万舟券を演出。ヒモ穴狙いのファンを喜ばせた。

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(文:吉川)

第34回日本財団会長杯 5日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 1 4357 田中 和也 1'49'6 逃 げ
2 6 3790 佐口 達也 1'51'1
3 2 3297 藤丸 光一 1'52'2
4 3 4526 池田 雄祐 1'52'2
5 4 4262 馬場 貴也
6 5 4261 岡 祐臣
スリット ST
1 .14
2 .20
3 .12
4 .13
5 .15
6 .14

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