若松ボートの「夜王シリーズ第2戦九州スポーツ杯若松メモリアル王決定戦」は8日、優勝戦が行われた。今節は予選トップ通過の活躍で、シリーズを引っ張ってきた1号艇の大賀広幸(50歳=山口)が、マクリや差しを許さないイン逃げを決めて独走。安定感ある走りで今年3回目の優勝を飾った。若松では2回目。
===
今年5月1日〜から9月1日までの勝率は7.52。大賀が好調だ。
今節も安定した走りで着をまとめ、予選はトップ通過を決めた。準優勝戦もインからきっちりと押し切り1着。優勝戦の1号艇に座った。
V戦も強かった。
インからスタートを切ると、1マークを颯爽と旋回。2コースから差し構えのベテラン・大嶋一也も、3コースから握ってきた当地フレッシュルーキー・中田達也も一切寄せ付けず。スピード逃走を決め、1マークを抜けると早くも先頭独走。あとは周回を重ねてゴール。今年3回目の優勝を飾った。
ビクトリー花火の中のウィニングランは、ゆっくりと走りファンの声援に応えた。このレースは1番人気で多くの票を集めていた。観衆の期待にもきっちりと応えた形だ。
当地では2回目のV。
今節は若松にゆかりのある選手を集めた企画シリーズで、当地優勝実績を誇る選手も多かったが、若松巧者たちを抑えて、堂々の勝利となった。現在50歳。ベテランのさばきが光った。
「(足は)少し合ってなかったけど、優勝できて良かった。嬉しいです」
レース後、カポックを脱ぐと表情が緩んだ。
次走は浜名湖一般戦へ。好調ペースで連続優勝なるか。注目だ。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|
枠 | スリット | ST |
---|