若松ボートの「ギラヴァンツ北九州杯ナイター開催6場・支部ペア対抗戦inBR若松」は25日に優勝戦が行われた。1号艇の村越篤(39歳=香川)がインから一人だけゼロ台の鋭いスタートを切り、1周1マークを先マイ。マクリも差しも寄せ付けないインモンキーを決めてトップ独走。今年2回目の優勝を飾った。当地では初。
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圧勝だった。
コースは123/456。
インから発進した村越はコンマ08。一人だけゼロ台のトップスタートだった。「自分だけ出て行く感じだった。外(の艇)は放っていたと思う」。
これなら村越が外に攻めさせるわけはなかった。
1マークを堂々と先マイ。颯爽とインモンキーを決める。差しもマクリも一切寄せ付けず、シャットアウト。バック直線ではすでに後続に大差をつけて独走状態。あとは2、3番手争いを尻目に一人旅。今年2回目の優勝ゴールを決めた。
「1マークは少し浮いたけど、足は良かったです。完全に仕上がってました」。レース後、カポックを脱ぐと満足そうに話した。充実の表情だった。
シリーズ序盤は不安だった機力を後半は立て直した。予選は3位通過だったが、準優で村越だけはきっちりとイン逃げを決めて勝ち上がった。逆に予選1位2位だった選手はそれぞれ準優1着を取れず。そして優勝戦1号艇のイスは村越の前に用意された。流れは完全にこの男に来ていた。そのいい流れを掴んだまま、Vを取っていった。
次走は博多。福岡県内を転戦して、2場所連続Vを目指す。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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