ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

ヴィーナスシリーズ第5戦マクール杯ナイトプリンセスカップ(平成29年6月25日)

川野芽唯 パーフェクトVだ!

川 野  芽 唯
4433 川 野 芽 唯(福岡)

 若松ボートの「ヴィーナスシリーズ第5戦マクール杯ナイトプリンセスカップ」は25日に優勝戦が行われた。1コースから発進した1号艇の川野芽唯(31歳=福岡)が1マークを先マイ。他艇を寄せ付けないインモンキーを決めて先頭に立ち独走。土つかずの9戦全勝、自身初の完全Vを達成した。

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 将棋界で前人未踏の連勝が話題になっている。そんな中、今節の若松でも、川野が負け知らずの9連勝で優勝を飾った。

 「嬉しすぎて、何とも言えないです」

 レース後、まだ実感のわかない感じでそう語った。ただただ、喜びが滲み出ていた。

 8連勝で勝ち上がってきた優勝戦。完全V王手で、レース前は重圧がのしかかった。「プレッシャーは結構ありましたね。地元だったので。せっかくここまで(1着を)並べていたので、しっかり優勝したいという気持ちが凄すぎた。苦しかったです」。抱えていた気持ちをそう吐露した。

 それでも、プレッシャーに押しつぶされることなく勝った。V戦の1周1マークで繰り出したインモンキーは圧巻だった。長嶋万記、三浦永理という強豪を寄せ付けず、堂々と押し切った。「1周1マークは100点です。完璧」。そう言って誇らしげだった。

 ピットでは、同郷の小野生奈をはじめ、多くの選手から祝福され、笑みをこぼす川野の姿があった。

 今年は初V。当地では2回目。通算では8回目。完全Vは自身初の経験となった。

 10年前、2007年にデビューした100期生。

 デビュー節の当地でフライングを切った。若い頃は苦戦する日々が続き、苦い思い出も多い。勝率は低迷した。B級暮らし。当時は決して注目される選手ではなかった。

 それでも、あきらめず練習を重ね、少しずつ力をつけ、勝率2点台から3点台へ、さらに4点台、5点台と、年月とともに一歩一歩階段をのぼった。そうして、A1級まで成長し、2015年の12月にはGIクイーンズクライマックスで優勝。本人も驚くビッグタイトルを掴んだ。現在A1級を5期連続キープ中。今や女子のレースに行けばV候補に名があがる。そうして、今回はパーフェクトV達成という偉業。「(新人時代は)下手だったし、この未来は想像できなかったです」。そう川野は振り返る。

 若松ピットからの帰り際、もしも10年前の自分に何か声をかけるならなんと言う? と尋ねてみた。答えはすぐに返ってきた。

「あきらめず頑張りなさい、ですね。コツコツやることが1番です」

 胸を張ってそう言った。努力の人の顔があった。

 8月には、若松のとなり、芦屋で開催されるGIレディースチャンピオンに出場が決まっている。地元戦に気合いも入る。「そこでもしっかりアピールしたい。優勝目指して頑張ります」。力強くそう誓い、帰路についた。


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(文:吉川)

ヴィーナスシリーズ第5戦マクール杯ナイトプリンセスカップ 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 1 4433 川野 芽唯 1'49'7 逃 げ
2 4 4289 落合 直子 1'51'0
3 2 4190 長嶋 万記 1'53'0
4 5 4746 大豆生田 蒼 1'53'7
5 6 4733 赤井 睦
6 3 4208 三浦 永理
スリット ST
1 .17
2 .15
3 .15
4 .15
5 .09
6 .15

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