桜は散ったけど、笑顔満開! 若松ボートの「西日本スポーツ杯」は26日に優勝戦が行われた。2号艇の石塚久也(36歳=埼玉)が、2コースからコンマ11の好スタートを決め、1マークではイン先マイする1号艇・滝沢芳行を差して捕まえて快勝。今年3回目の優勝を飾り笑顔を見せていた。若松では初優勝。
===
若松の優勝戦で、4節連続で1号艇が敗れていたが、その流れは今節も続いた。
進入は123/456。
好枠の埼玉両者の攻防。インの1号艇・滝沢はコンマ09。2コースの2号艇・石塚はコンマ11でスリットを通過。
1周1マーク。先マイする滝沢の懐に、石塚が差し。これが見事に突き刺さった。滝沢は握り込み過ぎたか。バック直線では内に石塚、外に滝沢。続く2マーク。石塚が先取り。外から差し返し狙ってきた滝沢の艇先は入れさない石塚。単独先頭奪取。そのままトップを守りきり、1着ゴール。自身通算14回目の優勝を飾った。
これで、戸田(1月)、桐生(2月)に続き、今年早くも3Vをゲットと目を見張る活躍。今期勝率7点超え。好調ペースだ。
当地では初優勝。「若松では良い時と悪い時がありますけど、今回は良かったですね」。今節は予選2位突破からの優勝と大活躍。これも今年のこの男の調子の良さを表しているのかもしれない。
初の当地ウィニングラン。「花火が綺麗でした」。ピットに戻ってくると嬉しそうに話した。
次走は地元戸田のGW戦へ。戸田といえば、来年3月にSGクラッシックの開催が決定している。3Vとなった石塚。もちろん出場権を意識しているようだった。今のリズム維持なら面白い存在だ。
来年、桜の季節の地元大舞台へーー。石塚のこれからの走りも要注目だ。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|
枠 | スリット | ST |
---|