若松ボートの「デイリースポーツ杯」は27日に優勝戦が行われた。4号艇の塩田北斗(30歳=福岡)が4コースカドから一人だけゼロ台の鋭いスタートを決め、内3艇をマクって1着。今年は3回目、当地では2回目の優勝を飾った。
===
レース後の表彰式。若松ボートの所長から優勝トロフィーを受け取った塩田は、笑顔を弾けさせた。若松では2回目の優勝。前回から3年以上の期間があり、久々に味わう地元の美酒に「やっと勝てました」と嬉しそうだった。
優勝戦。コースは123/456。
カドの塩田が一人だけゼロ台のスタート。踏み込みの甘かった内3艇を締めていき、1マークをマクリ先制。5コースの5号艇・西村拓也はマクリ差しを狙うも不発。バック直線で塩田が単独先頭に立つと、周回ごとにリードを広げていき独走1着ゴールとなった。
「スタートはドキッとしました。伸びは良かったです」と塩田。先輩選手からは「いいスタートだ。さすが地元やな」と褒められていた。その通り見事なスタートだった。
今節は平均スタートコンマ11とSの安定感があった。初日ドリームは舟券から外れたものの、それ以外はオール2連対。大時計をしっかり見て、確かな踏み込みから、好成績をあげた。
次走は三国のGIIモーターボート大賞。その後、平和島のGI周年へ参戦予定。
7月は注目度の高いレースの連戦だ。
今年3度目の優勝を飾り、勢いをつけて塩田の夏が始まる。
===
※この文章を他のホームページ等へ、無断転載することを禁じます。
(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
---|
枠 | スリット | ST |
---|