ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(平成28年11月26日)

イン逃げ切り石野貴之が今年2V! 来月の当地GIにも参戦予定


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 若松ボートの「あるあるYY劇場杯」の優勝戦が12日に行われ、1番人気におされた1号艇の石野貴之(31歳=大阪)がイン逃げ決めて優勝を飾った。スタートは若干後手を踏んだものの、1マークを高速旋回で押し切った。今年は住之江正月戦に続く2回目のV、通算では25回目の優勝となった。

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 2番手を巡って黒、赤、青、黄、緑がごちゃつきながら争う中、1人先頭を颯爽と駆け抜けていく白カポックは最高にかっこ良かった。

 スタートは少しヒヤリとしたものの、石野の高速インモンキーが他艇の攻めを完封した。インから発進した優勝戦。コンマ20とタイミングは決して早くなかった。向かい風の影響もあっただろうし、今節の石野は一節を通じてどうしてもスタートだけは決まらなかった。逆にカド4コースからはS巧者・市川哲也がコンマ11の好スタートを見せた。インにとっては息をのむ場面となった。だが大丈夫。3コースからコンマ19スタートだった村田修次の行き足が良く、市川の壁役となり受け止めた。その隙に、石野も行き足よく艇を伸ばして、真っ先に1マークに突入。高速インモンキー発動。この男のイン戦は強い。3コースから握ってきた村田に合わせながら旋回して迎撃、それでいてターンが外に膨らまないので、2コースから差しを狙った吉川昭男らも届かない。他艇シャットアウト。昨年の暮れ頃は優勝戦1号艇で敗れるシーンがあって、本人も気にしていたが、石野はSGを逃げて勝った男だ。そう簡単に何度も敗れない。バック直線に抜けると、対岸大型ビジョンあたりで後続にすでに2艇身ほどの差。2マークもトップで折り返して勝負アリ。次位争いが激化する中、それを尻目に独走。飛ばし飛ばして、ゴールイン。気持ちよく、今年2回目の美酒を味わったのだった。

 今節、石野には追い風が吹いていたと思う。初日は機力不足で、ドリーム戦も4コースから6着大敗を喫したが、3日目に大幅にペラを叩いたのが当たった。これで大きく舟足アップに成功。流れが加速した。さらに、予選は4位だったのだが、それでも優勝戦の1号艇がめぐってきた。1位2位の吉川や村田が予選終了後の一般戦で着を落として得点率で後退したからだった。2日目後半から1,1,1,2,1,1着と力強く進む石野と他選手では、やはり勢いが違っていた。

 今年、ここまでの勝率は7.46。安定したレースを続けている。次走は丸亀GIへ。続いて福岡のSGオールスターへ向かう予定だ。そして来月には、再びここ若松水面だ。今度はGI周年記念が待っている。当地水面勝率は高く、8.00を誇る。昨年のオーシャンカップは目立たなかったものの、その前年のモーターボート大賞は圧倒的レース運びで予選1位で勝ち抜き、優勝戦はインから高速逃走で優勝を飾った。水面相性は悪くない。今節走ったことで、ペラ調整面などで有利な要素も出てくるかもしれない。リズムに乗ると止まらない快速石野。来月の周年でも、要注目の一人である。


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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
スリット ST

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