若松ボートの「ギラヴァンツ北九州杯」は10日に優勝戦が行われた。1号艇の上平真二(45歳=広島)が1マークをイン先マイ。差してくる他艇を寄せ付けず、バック直線で単独先頭に立ち、そのまま1着ゴール。人気に応えて今年3回目の優勝を飾った。若松では3回目。
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強かった。
11戦8勝。オール3連対。きっちりと上位着を並べる。さすが上平だった。
初日をW白星で発進。V候補集まるドリーム戦は、インの中澤和志を2コース差しで斬った。
予選は3位通過。準優勝戦をインから勝利。優出キップ。一方、予選1位通過の都築正治は準優で勝ちきれず。同2位の藤丸光一は準優1着になるも、得点順位では上平が上回り、目の前に優勝戦の白カポックが用意された。
V戦は枠なり3対3。上平はインからコンマ17。2コースの中澤がコンマ12で前に出ていたももの、伸び返して1マークをイン先マイ。隣の中澤はボートが暴れて上平の引き波の中に入って失速。3コースの藤丸、4コースの都築がそれぞれ差してくるも、どれも上平は寄せ付けず。バック直線で2艇身ほどリードで単独先頭。あとは一人旅。1番人気に応えるVゴールとなった。
「1マーク回った感触は良かったですね。若松は前回も優出できていたし、相性のいい水面だと思います」
今年は3回目。若松でも3回目の優勝。
当地で好走する上平。11戦8勝オール3連対という成績が示すように、大崩れせず、安定感があって舟券を買う側にとっては頼りになる。若松にもファンは多そうだ。ウィニングランでは何度も何度もガッツポーズを見せたり、手を振ったりして声援に応えていた。
この優勝でリズムをあげて、次走は常滑一般戦へ。格上のハンドルさばきを見せる。
【内堀学 準V 44号機好パワー】
接戦の2番手争いを制したのは5号艇の内堀学だった。今節は相棒の44号機のパワフルな動きが話題になっていた。本人からも「全部の足がいい」というコメント。このモーター、次に乗る選手も注目されそうだ。
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(文:吉川)
着 | 枠 | 登番 | 名前 | タイム | 決まり手 |
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枠 | スリット | ST |
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