ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(平成29年10月25日)

中ヘコみでも、川上剛イン逃走V!


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 若松ボートの「マンスリーBOATRACEカップ」は30日、優勝戦が行われた。人気を背負った1号艇の川上剛(35歳=福岡)が1マークを先マイ。2、3コースの艇が遅れて中ヘコみのスリット隊形になり、外から4号艇が攻め寄ってきていたが、マクリも差しも許さぬインモンキーで迎撃。バック直線でトップに立ち、そのまま1着ゴール。今年初の優勝を地元で飾った。

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 ゴールラインに入る瞬間、一瞬だけ、左手のガッツポーズが出た。川上が通算30回目のVを達成した。

 レースは枠なりでスタート。

 1号艇の川上はフライングを切れないというプレッシャーと戦いながらインからコンマ13のタイミングを決めた。ただ、2、3コースがドカ遅れ。壁が無い。しかもカド4コースの4号艇はゼロ台。「4番が見えて、気になりました」。インには不利な展開だった。

 それでもこの男は、負けない。51号機の好パワーでグッと伸び返して、1周1マークを先マイ。スピードインモンキーを繰り出して1マークを回る。今節はイン戦で負けてない。4コースから締めてきていた中辻博訓は、マクリ差しを狙ってきたが、川上がそれを入れさせない。ねじふせる。バック直線で突き放して先頭に立った。「1マーク回った感じは良かったですよ。足は準優から良かったです」。自信のある足と、川上の旋回力で、他艇をシャットアウト。1番人気に応える堂々たる走りっぷりで、今年初の優勝を飾った。

 レース後は、嬉しそうだった。額の汗を拭う姿も、なんだか爽快だった。

  優勝は、昨秋以来。

  川上の本来の実力を考えると、間隔が空いているように思う。

「勝率を落として、苦しい時期もありました。その頃にお世話になった方のことを思い出します」と、秋からのことを振り返りながらそう話した。

 たしかに、前期(11月〜4月)は不調。勝率下降で6.22まで落ちた。まさかのA2級陥落の危機だった。

 それでも、今は違う。今年6月からはすべてのレースで優出中。勝率も上がってきた。暑い時期に汗を流しながらコツコツと頑張る男に、若松の女神は微笑んだ。

 ちなみに、当地での優勝はこれで6度目。お馴染みのビクトリー花火の中、ファンに手を振って応えた。「若松のウィニングランは最高です!」。川上の地元・芦屋町の有名な花火大会は先週だったが、この日、川上が若松夜空に打ち上げた花火もまた見事だった。


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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
スリット ST

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