ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

GIIIビートル杯(平成29年4月16日)

スタート的確 松村敏がイン逃げ完勝!

松 村    敏
4236 松 村 敏(福岡)


 博多港と韓国・釜山港を結ぶJR九州の高速船「ビートル」が冠となっている若松ボートの「GIIIビートル杯」は16日に優勝戦が行われた。予選トップ、9戦7勝の別格の強さで優勝戦まで勝ち上がってきた1号艇の松村敏(33歳=福岡)が、インからコンマ10の的確スタートを決め、1マークを先マイ。誰も寄せ付けず、人気にしっかりと応える逃げで完勝した。今年は2度目のV。昨年4月の熊本地震から1年という節目に、嬉しい知らせを地元ファンに届けた。

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「エンジンは良かったです。今日の課題はスタートだけだったです」

 レース後、松村はそう語った。

 本番で決めたスタートはコンマ10。的確なタイミングで大時計横を通過した。問題はきっちりとクリアされた。

 さすが、平均スタートコンマ12のスタート巧者である。今節は初日ドリーム戦で外4コースからゼロ台S炸裂させて内枠勢を一蹴。続く2日目からも、コンマ11、09、06、05、09、08、09と鋭く安定したスタートを連発して得点を稼ぎまくってきた。ほんとにそのスタートに脱帽だった。

 これだけ確かなS力をもつ男だ。締めの優勝戦も、その感覚に狂いなど生じなかった。

 スリット通過後、1周1マークを真っ先に先マイ。イン艇にコンマ10の好S決められると、外の艇はそう簡単に攻めれるものでもなかった。松村は誰も寄せ付けず逃走を成功。バック直線で先頭に立った。「1マーク回った後は安心しました。突き抜けていたので」。後続とは大きく差が開いていた。

 あとは一人旅。悠々と走って、ゴールラインを駆け抜けた。10戦8勝。自身通算では26回目、今年は2回目の美酒となった。

 火の国・熊本出身の33歳。昨年4月の地震から1年という節目に、嬉しい知らせを地元ファンに届けた。

 良い知らせといえば、今年3月のSGクラシックで大活躍を見せた。予選は4位通過だった。5月にはSGオールスター(福岡)にも選出されている。今、松村が熱い。

 若松水面には、間隔をあまり空けずに、5月のスポーツニッポン杯GW特選競走に登場予定。さらに、翌月の読売新聞社杯GI全日本覇者決定戦開設65周年記念にも出場が決まった。「若松をまた走るので、応援よろしくお願いします」。優勝表彰式後、ファンの前でそう語ると多くの拍手がおくられていた。

 陸では淡々としていることが多いが、水面では違う。熱いスリット攻勢で、また面白く盛り上げてくれそうだ。


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(文:吉川)

GIIIビートル杯 6日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
1 1 4236 松村 敏 1'48'8 逃 げ
2 6 3265 今村 暢孝 1'51'3
3 2 3563 堤 昇 1'52'1
4 3 3744 徳増 秀樹 1'53'6
5 5 4122 安東 幸治
6 4 3703 鳥飼 眞
スリット ST
1 .10
6 .11
2 .09
3 .08
4 .11
5 .22

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