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ボートレース若松 優勝選手一覧

ボートレース若松優勝選手

優勝選手リスト

(令和5年5月2日)

「狙い通りでした」 中村尊 マクリ炸裂V


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 豪快な一撃で突き抜けた! 若松ボートの「西部ボートレース記者クラブ杯」の優勝戦が19日に行われ、3コースから発進した3号艇の中村尊(34歳=埼玉)がゼロ台スタート決め、インの中田竜太を鮮烈なツケマイで叩き沈めてトップ独走。レース前から狙っていたというマクリ強襲が見事に決まり、気持ち良く美酒を味わった。今年は2回目の優勝。次走は隣の芦屋へ出場予定。

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 追い風にも背中を押され、中村の猛るマクリが爆裂した。


 レースは“あっ”という間に決着した。3コースからコンマ09スタートを勢いよく決めた中村。インの中田竜太も同じくコンマ09スタートを入れてきていたものの、2コースの壁役・森岡満郎がコンマ14と後手の状態。こうなればセンター勢は内側がよく見える好機。3コースの中村に何も迷いはなかった。誰よりも早くスロットルレバーを握り込み、全速モンキーで思いっ切りぶん回すフルスイング。まるで4番打者の一振りのような、すさまじい破壊力の強ツケマイ。まさに中村の持ち味であるスピード戦。内艇に有無を言わさず叩き沈め、わずか1、2秒で決着。1マークからバック直線に中村が飛び出してきたら、すでに後続を5艇身ほど突き放してぶっちぎり。首位独走。まばたきする時間もないような圧巻のV獲り劇だった。

「追い風が吹いていてよかった。作戦はアレ(マクリ)しかないと思っていた。狙い通りです」と中村。してやったり。追い風4mという水面状況も考えながら打った一手が見事炸裂。レース後は満足な表情を見せた。

 相棒モーターの調整もうまくハマった。「今節はずっと乗り心地が悪かったりもしたけど、最終日は回転上げて今節で1番良かったと思います。成功でした。モーターが僕を前に運んでくれましたね」。仕上がった38号機と、乗り手中村の豪快なプレー。最高のペア生んだ圧倒的なショーだった。

 これで今年は1月三国に続いて2V。今期勝利は6.30を軽く超えていき、A1級に返り咲ける位置まで上昇した。この勢いで期末を乗り越えるだけだ。

「(これからの目標は)1号艇で優勝戦に乗ってから優勝したいです。そうなれるように頑張ります」。これまで自身がもつ3回の優勝艇番は、4号艇(マクリ)、5号艇(マクリ差し)、3号艇(マクリ)。センターからこれだけいいレースを見せて勝つ能力はあるが、中村はまだまだ満足しない。優勝戦1号艇に乗るには、予選1位か2位ほどのシリーズリーダー級の高いレベルの活躍が必要。そこを目指すとキッパリ話す。それを成せるだけの手応えがもう自身の中に十分芽生えているようでもあった。好調な今。きっと近いうちに、最終日最終レースで白い勝負服に袖を通すこの男が見れそうだ。

 次走は芦屋へ出走予定。マクリ、マクリ差し、逃げ。どの技もスピード十分に繰り出せる男が、若松で掴んだ追い風に乗って、今度は隣の水面で豪快に攻め抜いてみせる。


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(文:吉川)

日目 12R優勝戦 レース結果

登番 名前 タイム 決まり手
スリット ST

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